不在型民泊における運営トラブルベスト3

民泊トラブル原因はゲストだけじゃない

民泊の運営方法において、大なり小なりのトラブルは生じます。特にホストが近くにいない「家主不在型」の場合のトラブルは、ホストにとっても悩みの種でしょう。
こちらのアンケートはゆめゆめトラベルに管理委託いただいているホストの皆様にお伺いした「これまで経験したことのある民泊トラブル」についてアンケート結果をまとめたものです。

2022年8月不在型住宅宿泊事業ホストへのアンケート(ゆめゆめトラベル調べ)・これまで経験したことのある民泊トラブル(複数回答)・対象者 ゆめゆめトラベル契約事業者(N=31)

ご覧いただいた通り、圧倒的に「宿泊者の騒音による周辺住民クレーム」が多いものの、ついで2位は「清掃内容が不十分だったことによるトラブル」とホスト原因のトラブルも。民泊トラブルは決して宿泊者に起因するものだけではないのです。

民泊トラブルベスト3

それではアンケート結果で最もトラブルの多いベスト3(ワースト3といった方が良いかもしれませんね)について詳しく解説します。

1位:「宿泊者の騒音による周辺住民クレーム」

最も多かったのがこちら、騒音に対する周辺住民からのクレームです。特に夏のシーズンにはテラスや庭でバーベキューができる施設などでは騒音だけでなく臭いなどのトラブルも生じます。
民泊運営開始時に、ゴミの捨て方や騒音について周辺住民に迷惑をかけないためにゲストに告知する注意書きを提出義務付けるなど各自治体も近隣クレームにはかなり気を遣っているようです。
屋外用の監視カメラや音量センサーなどを取り付けてすぐに騒いでいる状態を感知できるようにしたり、駆けつけの体制をしっかり整えるなどホストとしての対策が重要となってきます。

2位:「清掃内容が不十分だったことによるトラブル」

これはホストに起因するトラブルですが、民泊に不慣れなゲストとの価値観の違い(ホテルレベルを求めるなど)によるものもあるようです。
「髪の毛1本落ちていることでクレームになった」ということや「シーツに皺がある」など厳しすぎるとも言えるクレームでトラブルとなることもあるという声もあり、予約時にしっかりと民泊はホテルとは異なることや、清掃レベルの限界など正直に伝えておくとトラブルが少なくなるかもしれません。
また、「コロナで宿泊客が激減しているタイミングで急に予約が入ったことで掃除が間に合わずキャンセルすることとなった」という例もあります。確かにコロナの時期で気を抜いてしまうこともあるのでしょう。気をつけたいものです。

3位:「宿泊者と連絡が取れない・返事がこない

Airbnbなどでやり取りしていると、時折ゲストが到着時間などのメッセージ連絡をほとんどしないまま当日を迎えることもあるようです(ホテルのような感覚なのかもしれません)。鍵を対面で渡すような運用をしているホストの場合、チェックインのタイミングが読めない・予定の時間になってもこないことでヤキモキしてしまうということは多くあるようです。
こちらはメッセージだけのやりとりだけでなく、前日くらいに一度電話で話すというのも有効です。対面や電話で話をしたゲストは、トラブルも比較的少ないように思います。

再委託型民泊運営ならゆめゆめトラベル

いかがでしたか?物件の近くにいないことも多い不在型民泊を運営されているホストなら気になる民泊トラブルばかりかと思います。

ゆめゆめトラベルでは、2016年の住宅宿泊法の施行以来、「再委託型」の方法で北海道から沖縄まで全国100物件以上ののホストを支援してきました。自身が現在も不在型のホストであるという強みを活かし、より具体的かつ実践的なアドバイスができるのが特徴です。

民泊の運営にお悩みの方は、お気軽にご相談ください!

—このコラムを書いた人—

ゆめゆめトラベル https://www.yumeyumetravel.com/

ゆめゆめトラベル代表の浅井

ゆめゆめトラベル 代表 浅井 夢
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住宅宿泊管理業者
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