民泊ビジネス:実績報告の手順とコツについて

民泊ビジネスを成功させるためには、定期的な「実績報告」が不可欠です。住宅宿泊事業者(ホスト)は、毎年2月、4月、6月、8月、10月、12月の15日までに、前二か月の宿泊日数等の情報を報告しなければなりません。この記事では、民泊実績報告の手順を初めて民泊を行う方向けに詳しく解説します。

事前準備(民泊が初めての方)

まずは民泊制度運営システムを利用できるようにしましょう。

ただシステムに登録するだけでなく、管轄自治体に利用申込しなくてはいけないので注意が必要です。

1)民泊制度運営システムの利用登録をする
※民泊届出時に民泊制度運営システムを使用した方は本プロセスは不要です
まず、以下のURLから事業者登録をしてください。

2)管轄自治体窓口に利用申込書を提出する
以下の様式に記入し、本人確認書類の写し(免許証等)とともに管轄保健所の窓口に提出してください。

※ユーザ名とは利用者登録をした際に送信される仮登録メールに記載されています。メールアドレスの末尾にjjと記載されているものです。

3)申込書を提出後1週間程度で利用可能になります

実績登録の手順

毎年2月、4 月、 6 月、8 月、10 月、12 月のそれぞれ1日になると、民泊制度運営システム管理者より、登録したアドレス宛に実績登録に関するメールが届きます(タイトル:住宅宿泊事業 法第14条の規定に基づく報告についてのお知らせ)。 15 日までに必ず実績登録しなくてはいけません(実績0でも0の報告が必要です※)。

※民泊を始めたばかりのタイミングでよくあることですが、例えば5月20日に申請が通り、運用開始が6月1日からであったとしても、4-5月分の実績として5月20日から5月31日までを運用実績0で登録しなくてはいけません。

1)民泊制度運営システムにログインする
事前準備で取得したユーザ名(メールアドレス最後にjjがついたもの)とパスワードでログインします。

2)メニューから「事業実績一覧」を選択する(1件ごとの登録手順です)

3)「新規事業実績」をクリックする

4)届出番号を入力(例:第M43000XXXX号)し、報告期間をプルダウンで選択する(デフォルトで表示される期間の1つ前を選ばなくてはいけないため注意が必要です)

5)カレンダー(2ヶ月分)から、宿泊があった日を選択する(Airbnbのカレンダー等を見比べながら、予約があった日をクリックします)
例:例:6月1日-3日に日本人2名、6月5日-9日に韓国人3名、7月29日-30日に韓国人2名の場合、6月1、2、5、6、7、8日、7月29日をクリック

6)期間中の宿泊者数国籍別内訳を入力する
例:6月1日-3日に日本人2名、6月5日-9日に韓国人3名、7月29日-30日に韓国人2名の場合、日本人に2、韓国人に5を入力します。

7)述べ人数を計算し、入力する(宿泊日数と宿泊者数は自動計算)
例:6月1日-3日に日本人2名、6月5日-9日に韓国人3名、7月29日-30日に韓国人2名の場合、2泊×2名+4泊×3名+1泊×2名=18となります(1組あたりの宿泊人数×宿泊日数の合計)

8)「保存」ボタンを押す

実績登録は必ずやりましょう!

以上、初めて民泊実績報告を行う方に向けてのガイドでした。必ずルールを守り、適切な報告を行うことで、スムーズに民泊ビジネスを運営しましょう。

実績登録を行わないと、管轄保健所より電話が来るだけでなく要注意マークされてしまいます。結構細かくみてますので、必ずやりましょう!

皆さんが適切な民泊運営を行えるよう、ゆめゆめトラベルは常に最新の情報とサポートを提供します。どんな小さな疑問でも、お気軽にお問い合わせください。

—このコラムを書いた人—

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ゆめゆめトラベル代表の浅井

ゆめゆめトラベル 代表 浅井 夢
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住宅宿泊管理業者
登録番号:国土交通大臣(01)第F03187号
登録年月日:令和6年2月15日