山形県の住宅宿泊管理業者は、実は『県内・近隣』でなくても選べます

山形県の住宅宿泊管理業者は、実は『県内・近隣』でなくても選べます

家主不在型の民泊(住宅宿泊事業)には、住宅宿泊管理業者との契約が必須です。

多くの方が「物件の近くの業者を探さなければ」と考えますが、「再委託」という制度を使えば、全国対応の管理業者でも適法に運営できます。

山形県の民泊ポテンシャルと申請窓口を確認しながら、その仕組みを解説します。

山形県は「温泉×スキー×インバウンド急拡大」が重なる、民泊適地です

山形県は、蔵王の樹氷・銀山温泉・月山スキーなど、宿泊を動機づける観光コンテンツが揃う県です。訪日外国人の消費額増加率では2023年に全国トップクラスを記録し、インバウンド需要の拡大が続いています。

一方、人口減少と高齢化に伴い空き家も増加傾向にあり、観光需要と物件候補が同じエリアに存在しやすいという構造が生まれています。山形新幹線で東京から最速約2時間25分という首都圏からのアクセスの良さも、民泊需要を後押しする要因のひとつです。

ウィンタースポーツ・樹氷体験

山形県は東北屈指のスキーエリアです。蔵王温泉スキー場は東北最大級のスノーエリアで、最長滑走距離約10kmを誇り、コース数は26本(2024-2025シーズン)。標高1,660mからのダイナミックな眺望と、世界的にも珍しい「樹氷(スノーモンスター)」が観光資源として際立ちます。

インバウンド人気スポットランキング(2024年調査)で「蔵王の樹氷」が県内2位、「蔵王温泉スキー場」が6位にランクインしており、アジアや欧米からのスキー・雪見目的の来訪が年々増加しています。

そのほか、月山スキー場(西川町・庄内)は豪雪地帯の特性を生かした残雪ゲレンデを持ち、4月から7月にかけてオープンする日本有数のサマースキー場としても知られます。吾妻連峰の麓に広がるグランデコスノーリゾートは本州トップクラスのパウダースノーで知られ、12月上旬から5月のゴールデンウィークまでのロングシーズンが強みです。

県内には全体で10か所以上のスキー場が点在し、山形新幹線でのアクセスしやすさも相まって、首都圏・東北圏双方からの集客力があります。

温泉・文化観光

銀山温泉(尾花沢市)は、大正・昭和初期の木造旅館が雪景色の川沿いに立ち並ぶ景観でインバウンド人気が急上昇しており、アニメ「千と千尋の神隠し」のモデルとして語られることでも知られています。

2023年には訪日外国人の消費額増加率で山形県が全国的な注目を集め、銀山温泉での宿泊を中心に消費が伸びていると報告されています(Business Insider Japan, 2024年6月)。蔵王温泉(山形市)は源泉かけ流しの強酸性湯と露天風呂で国内外に知られ、スキーとの組み合わせで通年需要が高い温泉地です。

文化・歴史観光では、松尾芭蕉が「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」と詠んだ立石寺(山寺、山形市)がインバウンド人気ランキング1位(2024年調査)。最上川の急流下りや、鳥海山・月山登山など、自然体験コンテンツも豊富です。

アクセス面では、山形新幹線が東京〜山形間を最速2時間25分で結び、首都圏からのアクセスが良好。仙台空港(宮城県)から山形市まで車で約1時間、蔵王温泉まで約1時間10分です。

インバウンド動線

訪日外国人の国籍別では台湾が約48%を占め最多(2019年データ)、次いで香港・中国・韓国・タイと続きます。台湾からは成田・羽田経由の山形新幹線利用が主流で、冬の樹氷・温泉ツアーが根強い人気を持ちます。近年はリピーターのインバウンド客が定番ルート以外のエリアを探す傾向が強まっており、銀山温泉など山形のニッチな観光地への関心が拡大中です。

空き家の状況

山形県の空き家数は61,700戸、空き家率は13.55%(2023年住宅・土地統計調査・総務省)。前回調査(2018年)から空き家数は約7,500戸増加しており、人口減少・高齢化に伴い増加傾向が続いています。最上地域・置賜地域の農村エリアでは空き家の放置が深刻化しており、豪雪地帯では冬期管理が困難なケースも多く見られます。

一方、銀山温泉周辺など観光地エリアでも空き家は増えており、観光需要と物件候補が同エリアに存在するケースが生まれています。

山形県で民泊を始めるときの届出窓口(住宅宿泊事業法)

住宅宿泊事業法(民泊新法)に基づく届出は、原則として国の「民泊制度ポータルサイト(民泊制度運営システム)」からオンラインで行います。届出データは管轄の保健所に送られ、保健所が受理・監督を担当します。

相談・問い合わせも各保健所が窓口です。山形市は2019年4月に中核市へ移行していますが、住宅宿泊事業法の担当窓口は引き続き村山保健所です(旅館業法の許可申請は山形市保健所が別窓口となるため、混同にご注意ください)。

対象市町村届出窓口
山形市・寒河江市・上山市・村山市・天童市・東根市・尾花沢市・山辺町・中山町・河北町・西川町・朝日町・大江町・大石田町村山保健所 生活衛生課
新庄市・金山町・最上町・舟形町・真室川町・大蔵村・鮭川村・戸沢村最上保健所 保健企画課生活衛生室
米沢市・長井市・南陽市・高畠町・川西町・小国町・白鷹町・飯豊町置賜保健所 生活衛生課
鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町庄内保健所 生活衛生課

山形県では、住宅宿泊事業の実施を制限する条例が制定されています。学校等の周辺100m以内では平日(土日祝・長期休業期間を除く)は届出住宅での宿泊が制限されます。また、第一種低層住居専用地域では土・日・祝日以外の宿泊が制限されます。

住宅宿泊事業法の届出は、旅館業法(旅館・ホテル営業、簡易宿所営業)の許可申請とは別の手続きです。混同しないようご注意ください。また、窓口情報・条例の内容は変更される場合がありますので、届出前に各保健所の公式案内で最新情報を必ずご確認ください。

山形県で家主不在型の民泊をするなら、住宅宿泊管理業者への委託が必須です

住宅宿泊事業法では、家主(届出者)が届出住宅に居住していない「家主不在型」の場合、住宅宿泊管理業者に管理業務を委託することが義務付けられています。

住宅宿泊管理業者は、国土交通大臣への登録が必要な事業者です。宿泊者への対応、清掃・衛生管理、近隣住民への対応、各種法令の遵守など、民泊の日常業務全般を担います。

山形県で民泊を始めたい場合も、家主不在型を選択するなら、まず住宅宿泊管理業者を選ぶことが必須のステップとなります。

その住宅宿泊管理業者、山形県内・近隣でなくて大丈夫です

住宅宿泊管理業者は、必ずしも物件の近くにある業者でなくても構いません。これは「再委託」の仕組みによるものです。

住宅宿泊管理業者は、清掃・鍵の受け渡しなど現地対応が必要な業務を、地元の清掃業者などに「再委託」することができます。つまり、管理業者自身が全国に拠点を持っていなくても、現地業者との連携によって全国各地の物件を管理できる仕組みです。

このため、山形県内に事務所を持つ管理業者でなくても、適法に管理契約を締結することが可能です。重要なのは「国土交通大臣登録を受けた住宅宿泊管理業者であること」であり、所在地は問われません。

だから、再委託型のゆめゆめトラベルが最適です

「近隣でなくていい」とはいえ、再委託を柔軟に受け入れる住宅宿泊管理業者は多くありません。対応していても費用が割高になりがちで、ホストの希望どおりに運営できないケースも見られます。

ゆめゆめトラベルは、ホストが主体的に民泊を運営できることを重視し、再委託を前提とした管理契約を全国で低コストに提供しています。山形県での運営においても、次の3点から選ばれています。

✅ ホスト主体の運営スタイルを尊重

「管理はプロに丸投げ」ではなく、ホスト自身がAirbnbのメッセージ対応や価格設定などを担い、清掃・緊急対応だけを地元業者に再委託する形を取れます。ゆめゆめトラベルは、そのホスト主体の運営スタイルを前提にした契約形態を提供しています。

✅ 月額1,200円(税抜)からの低コスト管理

管理委託費は月額1,200円(税抜)から(初回12,000円・税抜、審査あり)。売上の何%という形ではなく、定額制のため収益を最大化しやすい料金体系です。全国約2,000件の実績をもとに、安定した管理体制を提供しています。

✅ 全国対応・迅速な仮審査

山形県での実績があり、全国各地の物件管理に対応しています。まずは「仮審査」から始めることができ、物件の住所や運営スタイルの希望を伝えるだけで、管理が可能かどうかを無料で確認できます。

ゆめゆめトラベルは、地方都市の民泊運営を応援します

地域が、自ら稼ぎ続ける未来をつくる。
民泊は、地域資産を
持続可能な事業へ変える仕組みです。

私たち自身も民泊のホストです。2018年の住宅宿泊事業法の施行時に、多くのホストと同じように「管理業者に任せるのではなく、自分で運営したい」と考えたことが、再委託型を始めたきっかけでした。山形県でホスト主体の民泊運営を実現したい方を、私たちは支援します。

よくあるご質問

Q
山形県で住宅宿泊事業(民泊)を始めるにはどこに届け出ればよいですか?
A

物件の所在地により届出先が異なります。山形市を含む村山地域(山形市・寒河江市・届出は原則として国の「民泊制度ポータルサイト(民泊制度運営システム)」からオンラインで行います。届出データは管轄の保健所に送られ、保健所が受理・監督を担当します。山形市を含む村山地域は村山保健所 生活衛生課、最上地域は最上保健所、置賜地域は置賜保健所、庄内地域は庄内保健所が届出窓口です。最新情報は各保健所・山形県の公式案内で必ずご確認ください。

Q
住宅宿泊管理業者は必ず委託しなければなりませんか?
A

家主不在型の民泊(届出住宅に自分が居住していない場合)は、住宅宿泊管理業者への委託が法律上の義務です。家主居住型の場合は委託は任意ですが、法令遵守や運営管理の安心のために委託を選択するケースも多くあります。

Q
山形県の物件でも、遠方の住宅宿泊管理業者と契約できますか?
A

はい、可能です。住宅宿泊管理業者は「再委託」の仕組みを使って、地元の清掃・緊急対応業者に現地業務を委ねることができます。したがって、山形県内に拠点を持たない全国対応の管理業者でも、適法に管理契約を締結できます。ゆめゆめトラベルは山形県での実績があり、全国対応で仮審査を受け付けています。

Q
ゆめゆめトラベルの管理費はどのくらいかかりますか?
A

月額1,200円(税抜)、初回費用12,000円(税抜)です(審査あり)。売上連動型ではなく定額制のため、稼働が上がるほどコスト比率が下がります。詳細は仮審査の中でご案内します。

Q
まだ物件が決まっていなくても相談できますか?
A

はい、可能です。「この地域で民泊を始めたい」という段階からのご相談も歓迎しています。仮審査フォームから概要をお伝えいただければ、対応可否や運営イメージについてご案内します。

—このコラムを書いた人—

ゆめゆめトラベル https://www.yumeyumetravel.com/

ゆめゆめトラベル代表の浅井

ゆめゆめトラベル 代表 浅井 夢
所在地:東京都三鷹市井の頭4-16-6-403

住宅宿泊管理業者
登録番号:国土交通大臣(01)第F03187号
登録年月日:令和6年2月15日