富山県の住宅宿泊管理業者は、実は『県内・近隣』でなくても選べます

富山県の住宅宿泊管理業者は、実は『県内・近隣』でなくても選べます

家主不在型の民泊(住宅宿泊事業)には、住宅宿泊管理業者との契約が必須です。

多くの方が「物件の近くの業者を探さなければ」と考えますが、「再委託」という制度を使えば、全国対応の管理業者でも適法に運営できます。

富山県の民泊ポテンシャルと申請窓口を確認しながら、その仕組みを解説します。

富山県は「山岳観光×世界が注目する美食×広がる空き家」が重なる、民泊適地です

富山県は、北アルプス立山連峰から富山湾までを一望できるコンパクトな地形に、通年型の山岳観光と世界遺産の集落、渓谷美、そして世界の美食家から注目される港町エリアまでが凝縮されたエリアです。

持ち家率・一戸建て率が全国トップクラスという住宅事情を背景に、広い一戸建ての空き家が増えており、観光資源と民泊向け物件がそろって存在する点も見逃せません。金沢・高山といった人気観光地への好アクセスや、台湾との定期直行便再開も追い風です。

山岳観光・アウトドア

立山黒部アルペンルートは、標高3,000m級の北アルプスを貫き、富山県立山町と長野県大町市を結ぶ山岳観光ルートです。例年4月中旬〜6月頃に室堂周辺で公開される「雪の大谷」は高さ十数mの雪壁が続く景観で、台湾や香港などからのリピーター客にも人気の高いスポットです。

富山市郊外の立山山麓スキー場(らいちょうバレー・極楽坂エリア)は北陸最大級のビッグゲレンデで、標高1,188mの山頂から最長約3,000mのロングランコースを備えます。富山地方鉄道立山線の本宮駅・立山駅から近く、グリーンシーズンはトレッキングやジップラインも楽しめる通年型のアウトドアスポットです。

温泉・渓谷観光

宇奈月温泉は富山県最大の温泉街で、高い透明度から「美肌の湯」として知られています。北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」から徒歩・電車でアクセスでき、日本三大渓谷の一つとされる黒部峡谷を走る観光鉄道「黒部峡谷トロッコ電車」の起点としても親しまれています。

トロッコ電車は宇奈月駅から欅平駅までを結び、春の新緑、秋の紅葉と季節ごとの車窓風景が楽しめる人気コンテンツです。温泉街での宿泊需要と渓谷観光の周遊需要が重なるエリアといえます。

文化・歴史観光

世界遺産に登録されている五箇山相倉合掌造り集落は、23棟の合掌造り家屋が現存し、実際に生活が営まれている集落です。日本の原風景を感じられる景観として、国内外の観光客から根強い人気があります。

富山市中心部でも「富山市ガラス美術館」や「富岩運河環水公園」がインバウンドの人気観光スポットランキングで上位に入っており(訪日ラボ調査)、山岳・渓谷エリアだけでなく都市型の周遊需要も生まれています。

美食・ガストロノミー(岩瀬地区)

富山市中心部から路面電車で北へ約30分の岩瀬地区は、江戸時代に北前船の寄港地として栄えた港町です。地元の酒蔵「桝田酒造店」の当主が空き家を改修して腕利きの料理人や工芸作家を誘致し、今ではミシュランガイド北陸掲載店がこの地区だけで8軒集まる「食の密集地帯」として知られています。

『家庭画報』や『婦人画報』といった雑誌、書籍『日本人の9割は知らない 世界の富裕層は日本で何を食べているのか?』(ダイヤモンド社)などでも取り上げられ、世界の富裕層が名店をはしごする「ローカル・ガストロノミー」の代表エリアとして紹介されています。星付き店だけでなく、酒蔵直営の角打ちやクラフトビールの醸造所併設パブなど、気軽に立ち寄れる店が多いのも特徴です。

インバウンド動線

富山高山すし空港では、チャイナエアラインが2026年8月20日から台北(桃園)線を定期便として再開する予定です。月・木曜の週2往復・A321neo型機での運航で、富山と台北を結ぶ約6年半ぶりの定期直行便となります。

北陸新幹線の開業・延伸により、東京から富山駅までは最速で約2時間、黒部宇奈月温泉駅を経由した黒部・宇奈月方面へのアクセスも向上しました。一方で、外国人観光客1人あたりの県内消費額は北信越で最も低い水準にとどまるとの調査もあり(観光庁調査)、宿泊拠点としての受け皿づくりに伸びしろがあるエリアともいえます。

富山駅は、北陸新幹線で金沢駅までわずか約20分、JR高山本線の特急「ひだ」で高山駅まで約1時間30分という好立地にあります。兼六園などの金沢観光や、古い町並みで知られる飛騨高山とセットで周遊するインバウンド客も多く、富山を広域周遊のベース拠点として選ぶ動機にもつながっています。

空き家の状況

2023年の住宅・土地統計調査によると、富山県の空き家率は14.71%(空き家数69,700戸)で、比較可能な1958年以降で初めて全国平均(13.84%)を上回りました。2018年の前回調査からは1.45ポイント上昇しています。

その一方で、富山県は持ち家率・一戸建て率が全国トップクラスで、1戸あたりの延べ床面積は138.77㎡と全国1位の広さを誇ります。ゆったりとした間取りの一戸建て空き家が多いことは、家主不在型の民泊物件として活用する際の強みになり得ます。

富山県で民泊を始めるときの申請窓口(住宅宿泊事業法)

富山県内で住宅宿泊事業(民泊)を始める場合、届出先は市町村ごとに分かれておらず、富山市(中核市)を含む県内全域について富山県庁が一括して窓口を担っています。旅館業法の許可とは担当課が異なるため、混同しないよう注意が必要です。

エリア担当窓口
富山県内全域富山県 厚生部生活衛生課

届出は観光庁の「民泊制度運営システム」上で行うことが原則です。インターネットを利用できる環境がないなど、やむを得ない事情がある場合に限り、書類を富山県生活衛生課へ郵送・持参する扱いとなっています。

観光庁「民泊制度ポータルサイト|各自治体の窓口案内」(2026年7月確認)によると、富山県には住宅宿泊事業の実施を制限する条例は現時点で制定されていません。ただし、旅館業法の許可窓口(富山市保健所・各厚生センター)と住宅宿泊事業法の届出窓口(富山県生活衛生課)は異なりますので混同しないようご注意ください。条例の制定状況や届出の運用は変更される可能性があるため、事業開始前に必ず富山県および観光庁の公式案内で最新情報をご確認ください。

富山県で家主不在型の民泊をするなら、住宅宿泊管理業者への委託が必須です

2018年に施行された住宅宿泊事業法では、家主不在型の民泊を行う場合、住宅宿泊管理業者への委託が義務付けられています。宿泊者対応(本人確認・カギの受け渡し・宿泊者名簿の作成など)、清掃・衛生管理、住宅設備の維持管理や緊急時対応まで、法律で定められた業務を1つの住宅宿泊管理業者にまとめて委託する必要があります。

この委託が必須である以上、「どの業者に頼むか」は民泊運営の成否を左右する重要な選択です。特に家主不在型では日常的な駆けつけ対応が発生することもあり、業者選びに慎重になる方が多いのが実情です。

その住宅宿泊管理業者、富山県内・近隣でなくて大丈夫です

住宅宿泊管理業者への委託が必須と聞くと、「物件の近くの業者を探さなければ」と考える方が少なくありません。しかし実際には「再委託」という制度を使うことで、全国対応の管理業者に管理を依頼しながら、駆けつけなど現地対応が必要な業務だけを近隣の第三者やホスト自身に再委託することが可能です。

再委託とは、住宅宿泊管理業者が受託した業務の一部を、他の業者や個人に委託し直す仕組みです。これにより、ホストは物件から離れた場所の管理業者とも契約でき、費用や運営方針の自由度を保ちながら適法に民泊を運営できます。

だから、再委託型のゆめゆめトラベルが最適です

「近隣でなくていい」とはいえ、再委託を柔軟に受け入れる住宅宿泊管理業者は多くありません。対応していても費用が割高になりがちで、ホストの希望どおりに運営できないケースも見られます。

ゆめゆめトラベルは、ホストが主体的に民泊を運営できることを重視し、再委託を前提とした管理契約を全国で低コストに提供しています。富山県での運営においても、次の3点から選ばれています。

全国対応・低コストな月額1,200円〜

初期費用12,000円(税抜)、月額1,200円(税抜)〜という料金で、住宅宿泊管理業務の委託が可能です(審査あり)。富山県内・近隣に事業所がなくてもご利用いただけます。

再委託でホスト主体の運営を維持

ゲスト対応や清掃など、ホストご自身または信頼できる業者に再委託できるため、これまでどおりの運営スタイルを維持しながら、法律上必須の管理業務を適法にクリアできます。

全国実績約2,000件、地方エリアにも対応

ゆめゆめトラベルは全国で約2,000件の管理実績があります。富山県内は今後の対応エリアとなりますが、全国対応のネットワークを活かし、山間部や郊外の物件でも同じ品質でサポートいたします。

ゆめゆめトラベルは、地方都市の民泊運営を応援します

地域が、自ら稼ぎ続ける未来をつくる。
民泊は、地域資産を
持続可能な事業へ変える仕組みです。

私たち自身も民泊のホストです。2018年の住宅宿泊事業法の施行時に、多くのホストと同じように「管理業者に任せるのではなく、自分で運営したい」と考えたことが、再委託型を始めたきっかけでした。富山県でホスト主体の民泊運営を実現したい方を、私たちは支援します。

よくあるご質問

Q
富山県で民泊(住宅宿泊事業)を始める場合、どこに届け出ればいいですか?
A

富山県内で事業を行う場合、富山市(中核市)を含む県内全域について、富山県庁(厚生部生活衛生課)が届出の受理・監督窓口となっています。届出は観光庁の「民泊制度運営システム」から行うのが原則です。最新の手続き方法は、富山県および観光庁「民泊制度ポータルサイト」の公式案内でご確認ください。

Q
住宅宿泊管理業者は、必ず物件の近くの業者に依頼しないといけませんか?
A

いいえ、必須ではありません。「再委託」という制度を使えば、全国対応の住宅宿泊管理業者に委託しながら、駆けつけなど現地対応が必要な業務だけを近隣の第三者に再委託することができます。物件から離れた場所の管理業者とも適法に契約可能です。

Q
富山県で住宅宿泊事業の実施を制限する条例はありますか?
A

2026年7月時点で、観光庁「民泊制度ポータルサイト」の情報によると、富山県には住宅宿泊事業の実施を制限する条例は制定されていません。ただし条例の制定状況は変更される可能性があるため、事業開始前に必ず富山県および観光庁の公式案内で最新情報をご確認ください。

Q
ゆめゆめトラベルの料金体系を教えてください。
A

初期費用12,000円(税抜)、月額1,200円(税抜)〜でご利用いただけます(審査あり)。全国対応の再委託型プランのため、物件の所在地に関わらず同じ料金体系でサービスをご提供しています。

Q
家主居住型の民泊でも住宅宿泊管理業者への委託は必要ですか?
A

家主居住型(ホストが物件に居住しながら運営する形態)の場合は、原則として住宅宿泊管理業者への委託は不要です。委託が義務となるのは、ホストが不在となる家主不在型の民泊を行う場合です。ご自身の運営形態がどちらに該当するか不明な場合は、お気軽にご相談ください。

—このコラムを書いた人—

ゆめゆめトラベル https://www.yumeyumetravel.com/

ゆめゆめトラベル代表の浅井

ゆめゆめトラベル 代表 浅井 夢
所在地:東京都三鷹市井の頭4-16-6-403

住宅宿泊管理業者
登録番号:国土交通大臣(01)第F03187号
登録年月日:令和6年2月15日