三重県の住宅宿泊管理業者は、実は『県内・近隣』でなくても選べます

三重県の住宅宿泊管理業者は、実は『県内・近隣』でなくても選べます

家主不在型の民泊(住宅宿泊事業)には、住宅宿泊管理業者との契約が必須です。

多くの方が「物件の近くの業者を探さなければ」と考えますが、「再委託」という制度を使えば、全国対応の管理業者でも適法に運営できます。

三重県の民泊ポテンシャルと申請窓口を確認しながら、その仕組みを解説します。

三重県は「伊勢神宮の参詣需要×伊勢志摩沿岸部で高まる民泊人気」が重なる、稀有な立地です

三重県は、伊勢神宮という全国屈指の参詣観光資源を持ち、参拝後に鳥羽・志摩の海沿いへ周遊する動線が定着しているエリアです。なかでも伊勢・志摩の沿岸部は、魚介グルメや海の景観を目的とした観光需要の高まりとともに、ここ数年で民泊物件が大きく増えている人気エリアとなっています。空き家も年々増加しており、観光需要と空き家の増加が同じ沿岸エリアで重なっている点が、民泊活用の追い風になっています。

伊勢エリア:伊勢神宮を中心とした参詣需要

伊勢神宮(内宮・外宮)は年間を通じて全国から参拝者を集める日本屈指の聖地で、おかげ横丁を中心とした門前町の賑わいも観光需要を支えています。参拝を終えた旅行者が鳥羽・志摩地域へそのまま周遊するケースが多く、伊勢は三重県の沿岸観光における玄関口としての役割も担っています。

志摩エリア:魚介グルメ・海女文化・海の景観

志摩は伊勢海老や、的矢湾で育つ的矢かきといった魚介グルメで知られ、伊勢海老を丼や会席で楽しめる宿・飲食店が集積しています。3000年の歴史を持つとされる海女文化も志摩ならではの観光資源で、海女小屋で採れたての海の幸を炭火で焼いて味わう体験は国内外の観光客に人気です。リアス式海岸が真珠の養殖筏とともに広がる英虞湾の景観は、志摩地域を象徴する眺めとして観光客を集めています。志摩スペイン村は温泉を併設したスペイン風のテーマパークリゾートで、これらの海の魅力とあわせて志摩地域の滞在需要を支えています。

文化・歴史観光(内陸部)

熊野古道伊勢路は「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された参詣道で、全17コースにわたり神道・仏教・修験道が融合した文化的景観を楽しめます。伊賀市は「忍者の里」として知られ、伊賀流忍者博物館や上野城を中心に国内外から観光客を集めています。鈴鹿サーキットはF1日本グランプリなど国内外の主要レースが開催される、日本を代表するモータースポーツの聖地です。

温泉・自然体験

御在所岳の山麓に位置する湯の山温泉は奈良時代からの歴史を持つ古湯で、ロープウェイでの山岳観光と合わせて楽しめます。木曽三川が合流するエリアに近い長島温泉は、なばなの里などの複合リゾート施設を擁し、家族連れの宿泊需要を支えています。なお、県内にスキー場はありません。

インバウンド動線

三重県内に国際空港はなく、最寄りの玄関口は中部国際空港セントレア(愛知県常滑市)です。セントレアから名古屋で近鉄特急に乗り換えると、伊勢神宮に近い伊勢市・五十鈴川方面まで合計2時間強でアクセスできます。伊勢神宮参拝後に鳥羽・志摩地域を周遊するケースが多く、近年はリピーター層を中心に熊野古道や鬼ヶ城といった自然・スピリチュアルスポットへの関心も高まっています。

空き家の状況

三重県の空き家率は16.3%(令和5年住宅・土地統計調査)で、全国平均13.8%を上回る水準です。地域別では北勢地域約13%・中勢地域約16%に対し、伊勢志摩地域約22%・東紀州地域約34%と、観光資源が集積する県南部ほど空き家率が高くなっています。伊勢志摩の沿岸部は民泊物件の増加が特に目立つエリアで、観光需要の高まりと空き家の増加が同じ沿岸エリアで重なっている点が特徴です。

三重県で民泊を始めるときの申請窓口(住宅宿泊事業法)

三重県内で住宅宿泊事業の届出を行う場合、中核市である四日市市を含め、県内すべての市町村について三重県(健康福祉部食品安全課)が一括して届出窓口となります。他県で見られるような政令市・中核市ごとの個別窓口は設けられていません。

届出先(窓口)管轄区域
三重県 健康福祉部食品安全課県内全域(四日市市を含む全市町村)

上表は観光庁「民泊制度ポータルサイト 各自治体の情報・窓口案内」(https://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/municipality.html)掲載の三重県「届出先」PDFをもとに作成しています。三重県は中核市の四日市市を含め、県内すべての市町村について三重県健康福祉部食品安全課が一括して届出窓口となる点が特徴で、市町村独自の窓口はありません(旅館業法の窓口は別のため混同しないようご注意ください)。また三重県には平成30年6月15日施行の「住宅宿泊事業法施行条例」があり、学校等の敷地の周囲110m以内の区域では授業・保育のある日、第一種・第二種低層/中高層住居専用地域では日曜・土曜・国民の祝日を除く平日について、事業の実施が制限されています。物件所在地がこれらの区域に該当するかは、届出前に必ず三重県または物件所在地の市町へご確認ください。最新情報は観光庁の民泊制度ポータルサイトおよび三重県公式サイトでご確認ください。

このように三重県は、県内どこであっても届出窓口が一本化されている点がシンプルですが、住居専用地域や学校周辺での「上乗せ条例」による実施制限があるため、着手前に対象区域を確認しておくことが重要です。

三重県で家主不在型の民泊をするなら、住宅宿泊管理業者への委託が必須です

住宅宿泊事業法では、届出住宅の居室数が5を超える場合や、宿泊者がいる間ホスト(家主)が不在になる場合、住宅宿泊管理業務の大半を国土交通大臣登録の住宅宿泊管理業者に委託することが義務付けられています。

この「家主不在型」に該当するケースでは、管理業者との契約なしに民泊を営むことはできません。まずは自分の運営スタイルが家主居住型・家主不在型のどちらに当たるかを確認したうえで、必要な委託範囲を把握しておくことが重要です。

その住宅宿泊管理業者、三重県内・近隣でなくて大丈夫です

住宅宿泊管理業者は、法律上、民泊物件の近隣に所在している必要はありません(条例で禁止している地域を除く)。駆けつけ対応など、物件に直接出向く必要がある業務だけを、物件近くの第三者に「再委託」すればよいのです。

この仕組みを活用すれば、三重県内・近隣に事務所を構える業者に限定せず、全国対応の住宅宿泊管理業者とも適法に契約できます。ゆめゆめトラベルはこれまで全国で約2,000件の実績があり、三重県内の物件についても対応可能です。

だから、再委託型のゆめゆめトラベルが最適です

「近隣でなくていい」とはいえ、再委託を柔軟に受け入れる住宅宿泊管理業者は多くありません。対応していても費用が割高になりがちで、ホストの希望どおりに運営できないケースも見られます。

ゆめゆめトラベルは、ホストが主体的に民泊を運営できることを重視し、再委託を前提とした管理契約を全国で低コストに提供しています。三重県での運営においても、次の3点から選ばれています。

圧倒的な低コスト

通常、住宅宿泊管理業者に全業務を委託すると売上の20〜30%+清掃費・メッセージ代行費用などが必要ですが、ゆめゆめトラベルは月額1,200円(税抜)のみ。ホスト自身または指定した業者に業務を再委託するため、この価格を実現しています。※当社の定める基準にて審査があります。

ホスト主体の運営がそのまま続けられる

民泊新法(2018年施行の住宅宿泊事業法)に則った適法な運営方法であり、全国の自治体で同じ方式の届出実績があります。「名義貸し」のようなグレーな運営ではなく、ホストが引き続き主体的に物件を運営できる点が特徴です。

実務をサポートするツール提供

宿泊者名簿の取得や2ヶ月に1度の実績報告、近隣トラブルを防ぐための利用ルール周知など、手間のかかる実務を簡単に行うための会員限定フォーム・データ変換ツールを無償で提供しています。

ゆめゆめトラベルは、地方都市の民泊運営を応援します

地域が、自ら稼ぎ続ける未来をつくる。
民泊は、地域資産を
持続可能な事業へ変える仕組みです。

私たち自身も民泊のホストです。2018年の住宅宿泊事業法の施行時に、多くのホストと同じように「管理業者に任せるのではなく、自分で運営したい」と考えたことが、再委託型を始めたきっかけでした。三重県でホスト主体の民泊運営を実現したい方を、私たちは支援します。

よくあるご質問

Q
三重県で民泊を始める場合、届出はどこにすればいいですか?
A

三重県内は、中核市の四日市市を含め県内すべての市町村について三重県健康福祉部食品安全課が一括して届出窓口となります(旅館業法の窓口とは別のため混同しないようご注意ください)。市町村独自の窓口はありませんが、最新情報は観光庁の民泊制度ポータルサイトや三重県公式サイトでご確認ください。

Q
住宅宿泊管理業者とは何ですか?
A

住宅宿泊事業法に基づき国土交通大臣への登録を受けた業者のことです。家主不在型の民泊を営む場合、宿泊者の安全確保や清掃、苦情対応などの管理業務の大半を、この登録業者に委託することが法律で義務付けられています。

Q
三重県では特別な規制がありますか?
A

はい。三重県には平成30年6月15日施行の「住宅宿泊事業法施行条例」があり、学校等の敷地の周囲110m以内の区域では授業・保育のある日、住居専用地域(第一種・第二種低層/中高層)では日曜・土曜・国民の祝日を除く平日について事業実施が制限されます。該当区域かどうかは物件所在地の市町・三重県へ事前確認が必要です。

Q
住宅宿泊管理業者は、物件の近くの会社でないといけませんか?
A

いいえ、法律上その必要はありません(条例で禁止している地域を除く)。「再委託」という制度を使えば、駆けつけなど物件に行く必要がある業務だけを近隣の第三者に委託し、管理業者自体は全国対応でも問題なく運営できます。

Q
ゆめゆめトラベルの料金はいくらですか?
A

月額1,200円(税抜)、初回契約時に12,000円(税抜)をいただいております。再委託を前提とした低コストな管理契約で、当社の定める基準による審査があります。

—このコラムを書いた人—

ゆめゆめトラベル https://www.yumeyumetravel.com/

ゆめゆめトラベル代表の浅井

ゆめゆめトラベル 代表 浅井 夢
所在地:東京都三鷹市井の頭4-16-6-403

住宅宿泊管理業者
登録番号:国土交通大臣(01)第F03187号
登録年月日:令和6年2月15日