秋田県の住宅宿泊管理業者は、実は『県内・近隣』でなくても選べます
家主不在型の民泊(住宅宿泊事業)には、住宅宿泊管理業者との契約が必須です。
多くの方が「物件の近くの業者を探さなければ」と考えますが、「再委託」という制度を使えば、全国対応の管理業者でも適法に運営できます。
秋田県の民泊ポテンシャルと申請窓口を確認しながら、その仕組みを解説します。

秋田県は「増える空き家×根強い体験需要×台湾直行便」が重なる、民泊適地です
秋田県は、訪日観光客が「体験として記憶に残る」コンテンツに恵まれた県です。
歴史・文化、自然体験、インバウンド動線、空き家の状況といった面から、どんな特徴があるのか見ていきましょう。
【文化・歴史観光】
「みちのくの小京都」と称される角館(仙北市)は、江戸時代の武家屋敷群が現存し、春の桜シーズン(4月下旬〜5月上旬)には国内外から多くの観光客が訪れます。秋田新幹線「こまち」で東京駅から約2時間45分、田沢湖駅下車。同駅から角館駅へは奥羽本線でさらに15分ほどのアクセスです。
男鹿半島の「なまはげ」はユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」にも登録されており、欧米系インバウンドからの関心が高いコンテンツです。
【温泉・自然体験】
乳頭温泉郷(仙北市)は、鶴の湯・妙乃湯・蟹場温泉など個性の異なる7つの湯宿が連なり、旅行誌の温泉ランキングで常に上位に入ります。秋田空港から乗合タクシー「エアポートライナー」を利用すれば、田沢湖・角館・乳頭温泉郷へ直行でき、公共交通だけで主要観光地を回れる動線が整備されています。
田沢湖は透明度が高い一級観光スポットであり、湖畔の「たつこ像」は韓国ドラマ「アイリス」のロケ地としても知られます。
【ウィンタースポーツ】
たざわ湖スキー場(仙北市)は秋田を代表するスノーリゾートで、東京駅から新幹線で2時間45分・田沢湖駅から路線バスで約30分とアクセスが良好です。隣接する玉川温泉や黒湯温泉は秘湯ファンにも人気が高く、冬・春・紅葉と四季を通じて宿泊需要が生まれます。
【インバウンド動線】
秋田空港(秋田市)から台湾・桃園国際空港への直行チャーター便(タイガーエア台湾運航)が2023年12月より就航し、搭乗率が好調なことから運航期間が令和8年10月まで継続されることが決定しています(2026年6月現在、秋田県公式情報)。
週2便(木・日)の運航で、台湾からのインバウンド需要を直接取り込める国際動線が確立されています。国内線は東京(羽田)・大阪(伊丹)・名古屋(中部)・札幌(新千歳)の各路線が就航しています。
【空き家の状況】
2023年住宅・土地統計調査(総務省)によると、秋田県の空き家数は約69,500戸、空き家率は15.77%(全国平均13.84%を上回る)です。また、一戸建て住宅の比率は全国1位(79.4%)であり、古民家・武家屋敷風の一戸建てが民泊物件として活用できる可能性がある地域です。
特に観光需要の高い角館周辺・田沢湖高原エリアでも空き家の増加が確認されており、観光コンテンツと物件候補が同エリアに存在する点が秋田ならではの特徴です。
秋田県で民泊を始めるときの申請窓口(住宅宿泊事業法)
住宅宿泊事業法に基づく届出は、物件所在地を管轄する地域振興局の福祉環境部(環境指導課)へ行います。
秋田県に政令市はなく、中核市である秋田市についても住宅宿泊事業法の届出窓口は秋田地域振興局が担当しており、旅館業法の窓口(秋田市保健所)とは異なります。混同しないようご注意ください。
| 管内市町村 | 届出窓口 |
|---|---|
| 秋田市・男鹿市・潟上市・五城目町・八郎潟町・井川町・大潟村 | 秋田地域振興局福祉環境部 環境指導課 環境・食品衛生チーム |
| 大館市・鹿角市・小坂町・北秋田市・上小阿仁村 | 北秋田地域振興局大館福祉環境部 環境指導課 衛生・動物愛護チーム |
| 能代市・三種町・八峰町・藤里町 | 山本地域振興局福祉環境部 環境指導課 環境・食品衛生チーム |
| 由利本荘市・にかほ市 | 由利地域振興局福祉環境部 環境指導課 環境・食品衛生チーム |
| 大仙市・仙北市・美郷町 | 仙北地域振興局福祉環境部 環境指導課 衛生・動物愛護チーム |
| 横手市・湯沢市・羽後町・東成瀬村 | 平鹿地域振興局福祉環境部 環境指導課 食品衛生チーム |
全体的な制度に関する問い合わせ先は秋田県生活環境部生活衛生課です。
秋田県では届出時に消防法令適合通知書・同意書・安全措置チェックリストなどの追加書類の提出が求められます。また、届出住宅の情報は県のホームページで公表される運用となっています。なお令和7年4月1日から一部の振興局業務が集約されており、管内市町村と窓口の対応が変更されています。
旅館業法の届出窓口(各市の保健所等)とは異なります。住宅宿泊事業法に基づく届出先は上記の地域振興局です。窓口・手続きの最新情報は必ず各地域振興局の公式案内でご確認ください。

秋田県で家主不在型の民泊をするなら、住宅宿泊管理業者への委託が必須です
住宅宿泊事業法では、家主が自宅に居住しながら民泊を行う「家主居住型」と、家主が物件に住んでいない「家主不在型」の2種類に区分されます。
家主不在型で民泊を運営する場合は、国土交通大臣の登録を受けた「住宅宿泊管理業者」に管理業務を委託することが法律で義務付けられています。
管理業者の主な業務は、宿泊者の本人確認・名簿管理、衛生管理(清掃・リネン交換等)、苦情対応、各種法令の遵守などです。これらをホスト自身が24時間対応することは現実的には難しく、専門業者への委託が実務上も不可欠です。
その住宅宿泊管理業者、秋田県内・近隣でなくて大丈夫です
「管理業者は物件の近くにいないといけないのでは?」と考える方は多いですが、住宅宿泊事業法はそのような地域的制限を設けていません。
国土交通大臣の登録を受けた管理業者であれば、全国どこの物件でも管理を受託することが可能です。清掃・チェックイン対応などの現地業務は地元の清掃会社や鍵の管理会社に「再委託」するという形が認められており、全国どこからでも対応できる業者が存在します。
重要なのは「登録を受けた管理業者かどうか」であり、「どこに本社があるか」ではありません。秋田県内・東北地方に限定して探す必要はなく、全国対応の管理業者も選択肢に入ります。
だから、再委託型のゆめゆめトラベルが最適です
「近隣でなくていい」とはいえ、再委託を柔軟に受け入れる住宅宿泊管理業者は多くありません。対応していても費用が割高になりがちで、ホストの希望どおりに運営できないケースも見られます。
ゆめゆめトラベルは、ホストが主体的に民泊を運営できることを重視し、再委託を前提とした管理契約を全国で低コストに提供しています。秋田県での運営においても、次の3点から選ばれています。
月額1,200円(税抜)からの低コスト管理
ゆめゆめトラベルの管理費用は月額1,200円(税抜)から。初回費用は12,000円(税抜)で、いずれも審査があります。清掃・チェックイン対応などの現地業務は、ホスト自身が信頼できる地元業者を選んで手配できます。コストを抑えつつ、ホスト主体の運営スタイルを維持できます。
全国対応・再委託に特化した仕組み
ゆめゆめトラベルは全国約2,000件の実績を持つ住宅宿泊管理業者です。再委託を前提とした管理スキームを整備しており、秋田県内の物件であっても適法かつスムーズに対応できます。角館・田沢湖・男鹿・秋田市内など、エリアを問わずご相談ください。
ホストが自由に運営できる「再委託型」
ゆめゆめトラベルは、現地対応(清掃・鍵の受け渡し・リネン交換など)をホスト自身または地元の業者が担える「再委託型」に対応しています。管理業者に丸ごと任せるのではなく、ホストが主体的に物件を運営したい方に向いた仕組みです。
ゆめゆめトラベルは、地方都市の民泊運営を応援します
地域が、自ら稼ぎ続ける未来をつくる。
民泊は、地域資産を
持続可能な事業へ変える仕組みです。
私たち自身も民泊のホストです。2018年の住宅宿泊事業法の施行時に、多くのホストと同じように「管理業者に任せるのではなく、自分で運営したい」と考えたことが、再委託型を始めたきっかけでした。秋田県でホスト主体の民泊運営を実現したい方を、私たちは支援します。

よくあるご質問
物件の所在地を管轄する地域振興局の福祉環境部(環境指導課)が届出窓口となります。たとえば秋田市・男鹿市・潟上市周辺は秋田地域振興局、角館・田沢湖・大仙市エリアは仙北地域振興局が窓口です。旅館業法の窓口(各市の保健所)とは異なりますのでご注意ください。また、制度全体については秋田県生活環境部生活衛生課へご相談ください。最新の手続き情報は必ず各自治体の公式案内でご確認ください。
はい、法律上の義務です。住宅宿泊事業法第11条により、家主不在型(宿泊者がいる間に届出住宅に居住者が不在となる形態)の民泊を行う場合は、国土交通大臣の登録を受けた住宅宿泊管理業者への管理委託が必須です。無届・無委託での営業は罰則の対象となります。
できます。住宅宿泊事業法では、管理業者の所在地に関する制限はありません。国土交通大臣の登録を受けた業者であれば、秋田県内の物件を県外の業者が管理することは適法です。清掃・チェックイン等の現地業務は地元業者への「再委託」が認められており、ゆめゆめトラベルはこの再委託型の管理を全国で提供しています。
月額1,200円(税抜)から、初回費用12,000円(税抜)です。いずれも審査があります。清掃・リネン・チェックイン対応などの現地業務はホスト側で手配いただく形となり、コストを抑えつつホスト主体の運営が可能です。詳細はお気軽に仮審査フォームからご相談ください。
住宅宿泊事業法に基づく民泊(届出民泊)は、年間の宿泊提供日数が180日以内に制限されています。秋田県では現時点で特定エリアを対象とした上乗せ条例による日数制限は確認されていませんが、最新の条例制定状況については各市町村・地域振興局の公式情報をご確認ください。

—このコラムを書いた人—
ゆめゆめトラベル https://www.yumeyumetravel.com/

ゆめゆめトラベル 代表 浅井 夢
所在地:東京都三鷹市井の頭4-16-6-403
住宅宿泊管理業者
登録番号:国土交通大臣(01)第F03187号
登録年月日:令和6年2月15日
