島根県の住宅宿泊管理業者は、実は『県内・近隣』でなくても選べます
家主不在型の民泊(住宅宿泊事業)には、住宅宿泊管理業者との契約が必須です。
多くの方が「物件の近くの業者を探さなければ」と考えますが、「再委託」という制度を使えば、全国対応の管理業者でも適法に運営できます。
島根県の民泊ポテンシャルと申請窓口を確認しながら、その仕組みを解説します。

島根県は、「国宝・世界遺産級の観光資源×急拡大するインバウンド」が重なる、伸びしろの大きいエリアです
島根県は、出雲大社・国宝松江城・世界遺産石見銀山遺跡といった全国屈指の観光資源を抱える一方、外国人延べ宿泊者数は観光庁調査で47都道府県中でも下位にとどまってきました。しかし2025年12月の対前年同月伸び率は全国1位を記録するなど、インバウンド需要はここから急拡大する局面に入っています。空き家率も全国平均を上回る水準で推移しており、観光資源・伸びる需要・活用できる住宅が同じ県内に揃い始めています。
文化・歴史観光
出雲大社は「だいこくさま」の名で親しまれる大国主大神を祀り、縁結びの神様として全国的な知名度を誇る神社です。松江市の松江城は、全国に現存する12天守のうち5つしかない国宝天守の一つで、城下には塩見縄手の武家屋敷や堀川めぐりの遊覧船が残ります。
大田市の石見銀山遺跡とその文化的景観は2007年に世界文化遺産へ登録され、坑道跡や町並み保存地区・大森地区を巡る観光が定着しています。隠岐諸島は2013年に隠岐ユネスコ世界ジオパークへ再認定された四島・約180の島々からなるエリアで、独自の地形や牛突きなどの伝統行事が旅行者を集めています。
温泉・自然体験
松江市の玉造温泉は『枕草子』にも記されたと伝わる古湯で、硫酸塩泉特有の保湿効果から美肌の湯として知られています。江津市の有福温泉は開湯1350年を超える単純温泉で、無色透明のやわらかな湯質から美人の湯と呼ばれています。
三瓶山麓の三瓶温泉は含鉄泉特有の褐色の湯が特徴で、登山・トレッキングとあわせて楽しむ観光客が多い温泉地です。宍道湖の夕日は「日本の夕陽百選」にも選ばれ、松江しんじ湖温泉一帯の夜景・自然景観として定番の観光コンテンツになっています。
アクセス動線
出雲縁結び空港(出雲空港)は羽田・伊丹・成田・福岡などと結ばれ、空港連絡バスでJR松江駅まで約35分、出雲大社直行バスで約25分、玉造温泉まで約30分でアクセスできます。岡山からはJR特急やくもで松江まで約2時間30分、出雲市駅まで約3時間です。隠岐諸島へは境港・七類港から高速船で約1時間、フェリーで約2〜3時間の船旅となります。
インバウンド動線と宿泊需要
島根県内に定期国際線の就航はなく、隣県・鳥取県の米子鬼太郎空港(ソウル線)が広域の玄関口として機能しています。観光庁「宿泊旅行統計調査」によると、島根県の外国人延べ宿泊者数は例年47都道府県中でも少ない部類にとどまってきましたが、2025年12月の対前年同月伸び率は全国1位(前年同月比約100.9%増)を記録するなど、直近では急速な伸びを見せています。
出雲大社・松江城・石見銀山という全国屈指の観光資源に対して、外国人宿泊の受け皿がまだ追いついていない状態であり、これから伸びしろの大きい市場といえます。
空き家の状況
総務省「令和5年住宅・土地統計調査」によると、島根県の空き家率は17.05%で全国13位、全国平均13.8%を上回る水準です。前回(平成30年)調査からも空き家率は1.68ポイント上昇し、空き家数は6,300戸増加しています。
観光の中心地である松江市・出雲市周辺にも空き家は点在しており、伸びゆくインバウンド需要の受け皿として活用できる住宅が県内に存在している点が、島根県における民泊活用の土台です。
島根県で民泊を始めるときの申請窓口(住宅宿泊事業法)
島根県内で住宅宿泊事業の届出を行う場合、届出先は物件の所在地によって分かれます。中核市の松江市は県と共同設置する保健所が窓口となっており、それ以外の地域は県内6つの保健所がエリアごとの管轄です。
| 届出先(窓口) | 管轄区域 |
|---|---|
| 松江市・島根県共同設置松江保健所(薬事・感染症対策課) | 松江市、安来市 |
| 雲南保健所(衛生指導課) | 雲南市、奥出雲町、飯南町 |
| 出雲保健所(衛生指導課) | 出雲市 |
| 県央保健所(衛生指導課) | 大田市、川本町、美郷町、邑南町 |
| 浜田保健所(衛生指導課) | 浜田市、江津市 |
| 益田保健所(衛生指導課) | 益田市、津和野町、吉賀町 |
| 隠岐保健所(環境衛生課) | 海士町、西ノ島町、知夫村、隠岐の島町 |
上表は観光庁「民泊制度ポータルサイト 各自治体の情報・窓口案内」(https://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/municipality.html)掲載の島根県「届出先」PDFをもとに作成しています。中核市の松江市は単独窓口を持たず、島根県と共同設置する松江保健所が安来市とあわせて管轄します。出雲大社のある出雲市は出雲保健所、石見銀山のある大田市は県央保健所、隠岐諸島は隠岐保健所がそれぞれ窓口です。旅館業法の窓口とは異なる場合があるため、混同しないようご注意ください。
島根県は、住宅宿泊事業の実施を制限する上乗せ条例を制定しています(観光庁「自治体の条例の内容とりまとめ」調べ、令和3年4月1日時点)。学校(大学を除く)の敷地の周囲100メートル以内の区域では、月曜日から金曜日まで(休日および学校の休業日を除く)の実施が制限されるほか、児童福祉施設および旅館業法施行条例に規定する施設の敷地の周囲100メートル以内の区域では、当該施設が開所・開館している日の実施が制限されます。このほか、知事が生活環境の悪化防止のため特に必要と認めて定める区域・期間についても制限の対象となります。
条例の制定状況は今後変更される可能性があるため、最新は各自治体の公式案内で要確認です。届出前には、必ず観光庁の民泊制度ポータルサイトおよび島根県公式サイトで最新の運用状況をご確認ください。

島根県で家主不在型の民泊をするなら、住宅宿泊管理業者への委託が必須です
住宅宿泊事業法では、届出住宅の居室数が5を超える場合や、宿泊者がいる間ホスト(家主)が不在になる場合、住宅宿泊管理業務の大半を国土交通大臣登録の住宅宿泊管理業者に委託することが義務付けられています。
この「家主不在型」に該当するケースでは、管理業者との契約なしに民泊を営むことはできません。まずは自分の運営スタイルが家主居住型・家主不在型のどちらに当たるかを確認したうえで、必要な委託範囲を把握しておくことが重要です。
その住宅宿泊管理業者、島根県内・近隣でなくて大丈夫です
住宅宿泊管理業者は、法律上、民泊物件の近隣に所在している必要はありません。駆けつけ対応など、物件に直接出向く必要がある業務だけを、物件近くの第三者に「再委託」すればよいのです。
この仕組みを活用すれば、島根県内・近隣に事務所を構える業者に限定せず、全国対応の住宅宿泊管理業者とも適法に契約できます。ゆめゆめトラベルは全国実績約2,000件・全国対応のため、島根県内の物件についても対応可能です。
だから、再委託型のゆめゆめトラベルが最適です
「近隣でなくていい」とはいえ、再委託を柔軟に受け入れる住宅宿泊管理業者は多くありません。対応していても費用が割高になりがちで、ホストの希望どおりに運営できないケースも見られます。
ゆめゆめトラベルは、ホストが主体的に民泊を運営できることを重視し、再委託を前提とした管理契約を全国で低コストに提供する点が特徴です。島根県での運営においても、次の3点から選ばれています。
圧倒的な低コスト
通常、住宅宿泊管理業者に全業務を委託すると売上の20〜30%+清掃費・メッセージ代行費用などが必要ですが、ゆめゆめトラベルは月額1,200円(税抜)のみ。ホスト自身または指定した業者に業務を再委託するため、この価格を実現しています。※当社の定める基準による審査あり。
ホスト主体の運営がそのまま続けられる
民泊新法(2018年施行の住宅宿泊事業法)に則った適法な運営方法であり、全国の自治体で同じ方式の届出実績があります。「名義貸し」のようなグレーな運営ではなく、ホストが引き続き主体的に物件を運営できる点が特徴です。
実務をサポートするツール提供
宿泊者名簿の取得や2ヶ月に1度の実績報告、近隣トラブルを防ぐための利用ルール周知など、手間のかかる実務を簡単に行うための会員限定フォーム・データ変換ツールを無償で提供しています。
ゆめゆめトラベルは、地方都市の民泊運営を応援します
地域が、自ら稼ぎ続ける未来をつくる。
民泊は、地域資産を
持続可能な事業へ変える仕組みです。
私たち自身も民泊のホストです。2018年の住宅宿泊事業法の施行時に、多くのホストと同じように「管理業者に任せるのではなく、自分で運営したい」と考えたことが、再委託型を始めたきっかけでした。島根県でホスト主体の民泊運営を実現したい方を、私たちは支援します。

よくあるご質問
物件の所在地によって窓口が分かれます。中核市の松江市は単独窓口を持たず、島根県と共同設置する松江保健所が安来市とあわせて管轄します。それ以外の地域は雲南・出雲・県央・浜田・益田・隠岐の各保健所がエリアごとに管轄します。旅館業法の窓口とは別のため混同しないようご注意ください。最新情報は観光庁の民泊制度ポータルサイトや島根県公式サイトでご確認ください。
住宅宿泊事業法に基づき国土交通大臣への登録を受けた業者のことです。家主不在型の民泊を営む場合、宿泊者の安全確保や清掃、苦情対応などの管理業務の大半を、この登録業者に委託することが法律で義務付けられています。
島根県は、学校(大学を除く)の敷地の周囲100メートル以内の区域で月曜日から金曜日(休日・学校の休業日を除く)の実施を制限する条例、および児童福祉施設等の敷地の周囲100メートル以内の区域で当該施設の開所・開館日の実施を制限する条例を制定しています(2021年4月時点、観光庁「自治体の条例の内容とりまとめ」調べ)。制定状況は今後変更される可能性があるため、届出前に必ず島根県公式サイトや観光庁の民泊制度ポータルサイトで最新の運用状況をご確認ください。
いいえ、法律上その必要はありません。「再委託」という制度を使えば、駆けつけなど物件に行く必要がある業務だけを近隣の第三者に委託し、管理業者自体は全国対応でも問題なく運営できます。
月額1,200円(税抜)、初回契約時に12,000円(税抜)をいただいております。再委託を前提とした低コストな管理契約で、当社の定める基準による審査があります。

—このコラムを書いた人—
ゆめゆめトラベル https://www.yumeyumetravel.com/

ゆめゆめトラベル 代表 浅井 夢
所在地:東京都三鷹市井の頭4-16-6-403
住宅宿泊管理業者
登録番号:国土交通大臣(01)第F03187号
登録年月日:令和6年2月15日
